2016.06.04 Saturday
ミュージカルスター 天才・田村芽実 旅立ちの春『アンジュルムコンサートツアー2016春「九位一体」〜田村芽実卒業スペシャル〜』@日本武道館【アンジュルムとは新・モーニング娘。スーパースマイレージだった!】
5月30日(月)は
アンジュルムコンサートツアー2016春「九位一体」〜田村芽実卒業スペシャル〜@日本武道館でした。 ずっと追いかけてきた田村芽実 の「旅立ちの春」 コンサートでは、2012年9月23日の スマイレージ ライブツアー2012秋 〜ちょいカワ番長〜初日@大阪・御堂会館大ホールから見るように。 しかし翌年はライブハウスに格下げになり、 スマイレージ ライブツアー2013秋 〜スマイルチャージ〜が11月から12月の関東のみで開催。 この年、ライブには行けませんでしたが、 2013年9月には大阪:シアターBRAVA!で、ゲキハロ第13回公演『我らジャンヌ〜少女聖戦歌劇〜』を鑑賞。 この舞台で田村芽実の役者としての実力に感動しました。 実はこの年の年末、この舞台のプロデューサーであるBS-TBSの丹羽多聞アンドリウさん、脚本・演出の末満健一さんと大阪・梅田の飲食店で偶然お会いして「田村が良かったですね!」と話していました。 スマイレージ ライブツアー2014春 〜の神戸VARITと奈良ネバーランドでは、姿はほとんど見えないけど音だけでもパッションを感じるライブを経験。 その後、 スマイレージ LIVE 2014夏 FULL CHARGE〜715(なぁいこう) 日本武道館〜 アンジュルム STARTING LIVE TOUR SPECIAL@日本武道館『大器晩成』 アンジュルム ライブツアー 2015 SUMMER/AUTUMN 〜FIGHTING NINE〜 アンジュルム ファーストコンサートツアー2015秋『百花繚乱』 アンジュルム ファーストコンサートツアー 2015秋『百花繚乱』〜福田花音卒業スペシャル〜 と行きました。 田村芽実さんのことは、 2013年1月の段階でハロプロNo.1と書いていて、 ヴァイオリニスト小西真央とスマイレージ田村芽実【音楽界の若き天才2人について】 と書いた思い入れの強い強いメンバーです。 そして、福田花音が卒業し上國料萌衣が加入しての新9人体制となり、同時に田村芽実卒業に向けての最初で最後のこの9人でのツアーを追ってきました。 アンジュルム ライブツアー 2016春 『九位一体』@熊本B.9 v1(上國料萌衣初の凱旋公演) アンジュルム コンサートツアー 2016春『九位一体』初日@NHK大阪ホール 5月5日のNHK大阪ホールを見て、 この日の武道館の最初の挨拶で和田彩花さんが「自信しかありません」と言ったのと同じように、 私も私をこの道(ハロプロ)に引き入れた高島幹雄さんに自信満々にメールしていました。 ーーー 今のアンジュルムの楽しさはめっちゃ伝わると思います! ただ武道館は和田さん以外全員泣くと思うんですよ。 だから最後にモーニング娘。のセレモニーっぽくしてそれまでは今ツアーの雰囲気をそのまま武道館でやってくれたらと期待してます。 ま、ハプニングも期待してますけど。 高島さん絶対かみこの成長には驚くと思います! この短期間で「もうこの9人がアンジュルム」とまろのこと忘れるくらいかみこが今のアンジュルムを作ってますから! あとは相川も一皮向けていい感じです。 ーーー ※高島さんには私に代わって私の【アンジュルム強化月間】をツイッターでツイートしてもらって感謝です。 ではレポートというかこの日のコンサートで感じたことを書いていきます。 アイドルとしての田村芽実の最後の姿を目に焼き付けるため、今回はミュージカル鑑賞のように座って見ることに。 通常のホールツアーと同じオープニングで『次々続々』からスタート。 レトロな映画と最新の映像技術を融合させたような演出。 広い日本武道館の空間を使った数々のレーザービームが交差する中、自信満々に歌って踊るアンジュルムの9人のかっこよさ。 スタートから最高のものを見せてくれました! それと同時に「アンジュルムはスタッフさんにこんなに愛されているのか」と自分のことのように嬉しく思い感謝の気持ちが。 『ドンデンガエシ』 バトルダンスがカッコ良すぎてヤバかったです! 佐々木莉佳子と上國料萌衣が2人同時にいる姿はモーニング娘。黄金期の安倍なつみと後藤真希のよう。 安倍なつみセンターのモーニング娘。に後藤真希が入ってきて『LOVEマシーン』でどーんと大ブレイクした時のよう。 佐々木莉佳子は安倍なつみに似ているし、 上國料萌衣は目が横に長くて後藤真希に似てる。 それにしてもかみこは加入半年であっという間に溶け込んで、感動の涙とともに笑ってしまいました。「え?ほんとかよ(笑)」と。 あまりにも凄い光景を見た時に人は半笑いになってしまうものですね。 和田彩花さんの眉間が開いた開運相がさらに開いていてリラックスの中に自信のある顔。過信ではなく自信の顔を見てこのコンサートがすばらしいものになると悟りました。 『糸島Distance』 佐々木莉佳子の歌がよくなりました。 この武道館全体を通して感じましたが、5月5日のNHK大阪ホールからたった25日で歌がよくなった。若い人(5月28日に15歳になったばかり)の成長のスピードには驚きます。 にしてもこの曲での上國料萌衣の歌声のいいこといいこと。 昭和テイストのこの曲に合っていて平成の時代に貴重な貴重なアイドル歌手です。 やけど仕方ないやん 好いとうと 好いとうと 好いとうと やけん 天神の灯りが浮かび始める頃 認めたくなんかないから ソロパートはどれもカンペキです! この人以上にこの歌の世界観をここまで表現できる歌手は他にいないでしょう。 熊本県出身の上國料萌衣さんですが、福岡県出身の歌手でもこの表現はできないと思います。 それもまだ16歳で上福してドライブデートする年齢でもないというのに。 「入ってくれてありがとう」 6人スマイレージ時代からメンバー6人全員の声質が魅力的で、それを活かした楽曲が多かったですが、上國料萌衣が入ったことでより幅が広がって魅力的になりました。 相川茉穂のゴモラみたいな衣装を期待していたのですが、着替えに時間がかかるためか残念ながら見れませんでした。 『カクゴして!』 S/mileage/ANGERME SELECTION ALBUM「大器晩成」(初回生産限定盤A)に収録の曲。 ファンの間でも「ライブでやって!」という声が多く、大阪のホールコンサートから披露。 そこからツアー8公演でこの盛り上がり。合いの手もバッチリでファンが一緒に作るアンジュルムのライブを実感しました。 『マリオネット37℃』 こちらはアルバム「大器晩成」(初回生産限定盤B)の収録曲。 相川茉穂は『糸島Distance』では1人だけトランプのジョーカーのようなデカイ角のような帽子を冠ってセンターで、『乙女の逆襲』でも間奏で1人でバレエのダンスを踊るシーンがありますが、この曲でも最後に1人ステージに残ってバレエダンス。 相川茉穂のために作られた曲です。 アンジュルムというグループ 本来モーニング娘。のセンターを務めるべき人材の佐々木莉佳子 その佐々木莉佳子がエースのグループをスマイレージをリニューアルして作った。 アンジュルムは佐々木莉佳子のために作られたグループ なんて思ったこともありましたが、これを見ていて 「いや違う。アンジュルムは相川茉穂のためのグループだ」と。 佐々木莉佳子、相川茉穂とともに3期として加入した室田瑞希は当時の研修生で総合力トップの実力者。アップフロントグループ音楽統括の橋本慎さんにも気に入られてて佐々木莉佳子とともにエースと期待されています。 そして、歌も上手くて華もあるスーパースーパー超新星の上國料萌衣までアンジュルムに入ってしまった。 だって初の武道館なのに「ここ何度もやってるけど、やっぱり人がいっぱいいると楽しいなぁ」って顔でニコニコ余裕で歌ってるんだもん。 そもそもこの4人が入る前の“6人時代のスマイレージ”は2013年時点でモーニング娘。史上最高のパフォーマンス集団だったプラチナ期を歌では超えていました。 だけど評価されるのは℃-uteとモーニング娘。ばかり…。 ハロプロのファンからも…。 このままでは終わらせない 暗闇でずっと探し続けていた どこかに道はあるはずだと ※『ドンデンガエシ』より と、もがいているうちに道が拓けた。 全国のライブハウスをまわって、 即売会でショッピングモールをまわって、 がんばって力をつけてきた最高の6人スマイレージをさらにパワーアップさせよう! 代理店やテレビ局や他の事務所の力を借りず、アップフロントグループだけであのモーニング娘。を超えるものを作ろう!と、ハロプロ史上最高のグループを作るために集結されたメンバーが、和田彩花、(福田花音)、中西香菜、竹内朱莉、勝田里奈、田村芽実、室田瑞希、相川茉穂、佐々木莉佳子、上國料萌衣だったんだなと。 で、田村芽実と並ぶ歌の要の福田花音が抜けて新人の上國料萌衣が入って“パフォーマンスの完成度”では落ちるかと思いきや上國料萌衣の才能・努力、そして今までの8人も短期間に驚くべき成長をしてしまった。 ハロプロ史上最高のグループを作るために集めた。けど、そうなるのはまだ先だろうと思っていたら、あれ?、もう最高のグループができちゃったし、最高のさらに上のグループになっちゃった(笑) とにかく必死にやってたら運も巡ってきて気づいたら、新・モーニング娘。、スーパースマイレージになっちゃってた。 ※タイトルの後半に入れていた「スーパーモーニング娘。」は「新・モーニング娘。」に変更しました。こっちがしっくりくるし、『新・日本のすすめ!』なので! 大器晩成や臥薪嘗胆のような這い上がり系ファンク 初期スマイレージの女の子の心境を歌った歌 昭和歌謡系 演歌調 つんくテイスト ダンスナンバー ミュージカル調 と、どんな曲でもこの9人のアンジュルムは自分たちの歌にしてしまう。 エースが2人も3人も4人も5人もいる感じ。 アンジュルムは相川茉穂のためのグループだし、佐々木莉佳子のためのグループだし、上國料萌衣のためのグループだし、室田瑞希のためのグループだし、元々スマイレージだった和田彩花、中西香菜、竹内朱莉、勝田里奈、田村芽実ためのグループなんだ!とこの瞬間思いました。 『新・日本のすすめ!』 田村芽実の代表曲の1つ。 最後の田村節が聞けました。 これからはメインで歌っていた田村も福田もいなくなるけど、アンジュルムがこの歌で日本を元気にしてほしい。 モーニング娘。『LOVEマシーン』の「日本の未来はWow Wow Wow Wow)」のノーテンキなのではなく。 あの時代、日本に必要なのは『LOVEマシーン』だった。 だけど、今の日本に必要なのはこの曲です! アンジュルムの皆さんよろしくお願い致します! 『夢見る 15歳』 この曲を中西香菜がセクシーな声で歌っていて「いいぞ!面白いもんを見たな!」と。 別に4人スマイレージ時代の真似をする必要なんかないし、この日からあと5日で19歳になる人なんだからこれでいいんです! と思っていたら、この曲キャリア最年長にしてスマイレージオリジナルメンバーの和田彩花が貫禄たっぷりに。同じ人間なのに6年間でこの変化。貫禄たっぷりに歌う歌じゃないけど「歴史と成長を感じてこれまたいい!」 と思ったらかみこ(上國料萌衣)がもう何年もこの歌やってるって顔で歌ってやがる! 最高ですよ! 『ミステリーナイト!』 半裸の衣装を着させられなくてもこんなにセクシーにできるんだと。 歌と表現力が本当に成長しました。(3期、4期もこの短期間の間に凄いです) 『プリーズ ミニスカ ポストウーマン!』 ホールツアーではなかったこの曲。 2期メンバー4人がサブメンバーから正規メンバーに昇格して初のシングルで、この曲で卒業する前田憂佳に次いでフィーチャーされたのが田村芽実でした。 スクリーンには当時のMVが映し出され、ステージ上で生で歌うメンバーの姿と交互に映す演出。反則ですよ!これは。誰だって泣いてしまいます。 2期メンバー4人の顔の移り変わりに、その成長した姿に完全に親戚のおじさん目線になってしまいました。MVのデコ出しめいめいは部屋犬のようなかわいさ。竹内朱莉さんは中学生どころか小6で男子と一緒に野球やってるような顔で4年半でこんなに顔が変わるのかと!確かに当時は男の子キャラで「おでんくん」でした!ベリーショートで前髪も眉上で散切りカット。MVの竹内さんのアップにはそのかわいさ(男の子的な)からあたたかい笑いも起こっていました。 MVのりなぷ〜(勝田里奈)が衣装の帽子も似合ってかわいくて、ちょうどこのPMPWから気になり始めました。 「♪物語は続く〜」の歌詞がこの日、2016年5月30日の田村芽実のために作られたようで感動的でした。 にしても当時のMVでも楽曲、衣装、メンバーのビジュアル、振りがこんなにかわいくて完成されていたのにどうしてスマイレージはその後、どん底を味わうことになったのか?当時、和田さんとともにセンターを務めていた前田憂佳さんの卒業もありますが、その過程においても芸能界の足の引っ張り合い(というか一方的に)の黒い噂を聞きます。 今となってはそれすらも自分たちの糧にしてしてここまで這い上がってきたスマイレージの底力。作ろうと思っても作れないストーリーを歩み続けるすばらしいグループに成長しました。 『有頂天LOVE』 他との違いは、自分が加入前の曲でもちゃんと自分たちの歌にしていることにつきます。 オリジナルのスマイレージ4人時代も6人時代も6人のオリジナル。で、9人のアンジュルムでも『有頂天LOVE』ほかスマイレージ時代の歌を自分たちのオリジナルとして歌っている。 6人時代のスマイレージの曲も9人のアンジュルムのオリジナルとして歌っています。 加入時はスマイレージで本格的な活動はアンジュルムになってからの3期3人もですが、ハロプロ研修生経験もなく加入から半年でずっとみんなと一緒にやってきたように歌う上國料萌衣とは何者なのか?ただただ驚くばかりです。 「歌の表現者」として9人ともプロです! 『シューティングスター』『天真爛漫』と田村芽実から3期、4期へのスマイレージスピリッツ伝授式のあとは、田村芽実と和田彩花・中西香菜・竹内朱莉・勝田里奈の5人による叙情組曲『スマイルファンタジー』。 2014年10月のミュージカル『演劇女子部 S/mileage's JUKEBOX MUSICAL 「SMILE FANTASY!」』の歌で作詞は脚本/演出の末満健一さん、作曲は音楽監督の和田俊輔さんによるもの。 主演はこの5人と昨年11月に卒業した福田花音のスマイレージ。 お互い語りかけ合うように、この出会った奇跡を確認し合うように見つめ合い歌っていました。 戦友との一時の別れを惜しむかのように。 そして、この歌の途中、タケ(竹内朱莉)が最初に泣く。 泣き虫揃いの3期、4期より先に。 コンサートの最後の挨拶で田村をライバルだと思っていたと話した竹内。 それを聞き、田村も竹内をライバルだと思っていたと打ち明ける。 自分が卒業することを中西、勝田には先に話すも竹内には最後まで話せなかった田村。 手のひらではなく腕で涙を拭う姿は男泣きのようでもあり、うつむいて恥じらう姿は乙女のようでもあり、竹内朱莉だからこその美しい涙でした。 そして観客に語りかけるように「出会ってくれてありがとう」 5人の声の個性、田村芽実の澄んだ目、それだけで最高のミュージカルの世界に。 『交差点』 これも最新アルバムから。 福田花音卒業の時も歌われた新しい道を選んだ仲間との別れを歌った曲。 だけど、この田村芽実卒業スペシャルのために作られたと思うほど、歌詞が今のみんなにあっていて和田さんの目にも涙。仏の目にも涙。冷静な和田さんが泣くぐらいだから他のメンバーも全員涙、ファンも涙。 アンジュルムの名にふさわしい「天使の涙」の連鎖でした。 泣き虫の室田瑞希が大事なところでは涙を堪えてしっかり歌ったのも感動的でした。 『恋ならとっくに始まってる』 アンジュルムになってからは初のつんく作詞作曲。 勝田里奈が顔もたたずまいも大人っぽくなって絵に描いたような「いい女」になってきたんですが、特にこの曲でのクールな表情とこれまた「いい女」を体現した落ち着いた歌声が気に入ってます。 省エネだステルスだと言われてきましたが、人には見えないようにゆっくりゆっくり「いい女」に変化してきました。後輩がたくさん入ってきたからちょっとお姉さんの「いい女」を演じているのではなく、自然とそうなっている。「いい女」ぶるのではなくあくまでも自然体なのがこの人の魅力です。 中西香菜の低音もよくて大人っぽいパフォーマンス。 中西香菜と勝田里奈の2人だけですっごく大人な曲をやってみるのも面白いと思いました。 2人の声の相性もいいですし。 『私、ちょいとカワイイ裏番長』 【アンジュルム コンサートツアー 2016春『九位一体』初日@NHK大阪ホール】のブログで、「最初の煽りをやった佐々木莉佳子がまだまだたどしくて完成形でありませんでした。でも、成長する姿が見れるのがアンジュルム。」と書いていたのですが、それから25日の短い間で佐々木莉佳子の煽りがよくなりました!本当にこの年頃の人の成長の速さには驚くばかりです!若いってすばらしい! 『七転び八起き』 元々は福田・勝田・佐々木がダンスチーム。福田が抜け上國料萌衣が入ったことで、室田瑞希がダンスチームに、上國料萌衣がソロパートが多い室田の歌を引き継ぐことに。 これまたホールツアー初日のNHK大阪ホールでは「かみこ(上國料萌衣)は室田と比べるとまだまだだなぁ」と思っていたのに25日の短い間で完全に自分のものに。福田在籍時の9人体制時代の室田を超えちゃいました!けっこうドス利かせたりとか、クリアな声のかみこには難しいはずなのに。凄いですよ!ほんとに! 『出すぎた杭は打たれない』 日本武道館のど真ん中、佐々木莉佳子がセンターでVの字になるシーンは何度見てもカッコいいです! カッコいいに男も女も関係ない。カッコいいに年齢は関係ない。 女ってだけで若いってだけで、アイドルだからって偏見を持つのではなく素直に見ればわかるはず。 佐々木莉佳子がセンターのアンジュルムは本当にカッコいい! このシーンは毎回シビレます! このシーンをこれからも見たいから1人メンバーを追加して9人になって欲しいと改めて。 『大器晩成』 「アンジュルムの時代のはじまり」を象徴する曲。 (スクリーンではなくセンターステージ上の)佐々木莉佳子のステップの軽やかさに感動していると一気に大サビまできてしまい、 大サビ後の「りかこジャンプ!」 さらに武道館のど真ん中で「りかこジャンプ」をダブル、トリプルで! なんと言うのでしょうか。 「元気が一番!元気があればなんでも出来る!」(byアントニオ猪木) この佐々木莉佳子の元気によって私自身も元気になるし、世の中すべての人を元気にすることが出来る!佐々木莉佳子には日本を世界を元気にする力がある!と思いました。 ラストは『スキちゃん』 いつものアンコールの最後の最後ではなくここで『スキちゃん』 スキちゃん、スキちゃん、スキスキちゃん、みんながスキちゃん!とスマイルで本編終了。 超満員の日本武道館が紫色に染まる中、大“めいめいコール”。 田村芽実が自分の卒業ソングに選んだのは『自転車チリリン』 田村芽実は生まれながらのアクトレスでした。 この人が1人で歌うと一瞬で舞台がミュージカル劇場に。 『自転車チリリン』の役の中に成りきって、彼女が好きで入ったスマイレージの世界(女子中学生)の女の子を演じきりました。 演じきった表現するしかない田村芽実にしか作れない空間でした。 そして、田村芽実から挨拶。 小学生の子役時代にミュージカル『しゅごキャラ!』でスマイレージ(前田憂佳、福田花音、和田彩花)と共演したことでスマイレージのファンになり、この4人のスマイレージが好きなのに「新メンバーが入るなんて嫌だ」と。「だったらめいが受けてみたら」と姉からの助言があり、スマイレージ新メンバーオーディションを受けて合格した話。 スマイレージが好きで入り、アンジュルムに改名後は後輩を育ててアンジュルムを作ってきた田村芽実。 「一人前の表現者になって帰ってくる」と1万人のファンの前で約束した(ライブビューイングやスカパーで見ている人を入れるとさらに凄い数)田村芽実。 最後は「スマイレージ・アンジュルム 田村芽実」で挨拶を締めくくりました。 「表現者」というワード、田村芽実に一番しっくりくる肩書き、表現かもしれません。 このブログのタイトル、 コンサートが終わった直後は 「未来のミュージカルスター 天才・田村芽実 旅立ちの春」 としていたんだけど、30分後には“未来”を取りました。 もう明るい未来が見えています! この瞬間からミュージカル女優への一歩を踏み出す田村芽実にご期待ください! きっとみなさんが知る存在になります! 田村芽実卒業セレモニーが終わって『旅立ちの春が来た』 なんということでしょう。 2013年にすでに田村芽実のこの日を予見していたかのようなつんくさんの歌詞の数々。 恒例のアンコールラスト前の挨拶。 佐々木莉佳子、室田瑞希が泣く中、相川茉穂は田村の教え通り(泣き虫の佐々木莉佳子と室田がいるから極力泣かないほうがいいという)、泣かずに挨拶して、佐々木や室田だけでなく、相川にも田村のスピリッツが確かに引き継がれていました。 勝田里奈さんの場の空気を読んで和ませるトークが見事で「将来りなぷ〜のリーダーいいじゃん」と。中西さんもがんばらないと!ヤッタルチャンになるんでや〜! そうそう、このコンサートを通して相川茉穂さんの気合いの入った凛々しい顔が印象的でした。 NHK大阪ホールでは笑顔、笑顔で「笑顔世界チャンピオン」と名付けたのですが、この日は笑顔だけでなく、楽しむだけでなく、田村芽実を含む9人での最後のステージをしっかりやり遂げようという気持ちの表れかもしれなせん。 (日本武道館という大きなステージなので、いつもより眉メイクとアイメイクをしっかりしていたのでそう見えたのもありますが) ラストは『友よ』 円になった姿を天井からのカメラが捉えたシーンは伝説の『モーニング娘。コンサートツアー2010秋〜ライバルサバイバル〜亀井絵里・ジュンジュン・リンリン卒業スペシャル』での『涙ッチ』を彷彿とさせました。 先にあったのがモーニング娘。のプラチナ期なのでこういう表現になってしまいますが、アンジュルムはモーニング娘。とは別のアンジュルムオリジナルの形をこの日、完成させました。 全員がステージからはけた後も続く観客のめいめいコールに再び姿を表した田村芽実。 最後の最後の挨拶は、 「17年間生きてきて今日が一番幸せ。皆さんに伝えたいことはただ1つです。本当に感謝してます! ありがとうございました! もう1つありました! 皆さん、大好きです! ありがとうございました! 田村芽実でした!」 この「もう1つありましたぁ! 皆さん、大好きです〜!」の挨拶が昭和の歌手っぽかったのですが、誰かのオマージュなのかな? メンバーそれぞれの個性がよく出ていた。 すばらしい表現力。 といってもあくまでも自然体で人間が見える舞台。 自分が求めていたものがここにはあるし、 自分が求めていたもの以上のものが出来上がっていく瞬間に立ち会える喜び。 田村芽実さん、アンジュルムの皆さん、 スタッフさん、ファンの皆さんありがとうございました。 さて、今後の田村芽実とアンジュルム。 最後の挨拶で「17年間で一番幸せ」と言ったように、わずか17歳で最高の舞台を作り上げた田村芽実。 17年間にしてここまで充実した人生。 だけど、これからが本当のスタート。 スマイレージ、アンジュルムが踏み台というわけではなく、スマイレージに加入してここまで伸びたこの日の卒業までが1つの節。そして、竹のようにこの節から新たにまた伸びていく。 この日のステージでは八重歯が目立たなかったけど何か工夫をしたのかな? ミュージカル女優の道へ本格的に進むにあたり、まずは八重歯を治す期間にしてほしい。 顔はどうしても見た目から先入観を抱いてしまうものです。 八重歯があるとどうしても幼く見える。歳相応の役をやるには不利だし実年齢より上の役をやると違和感を感じてしまいます。 演技力がすさまじい田村芽実だけど、見た目もミュージカル女優らしく磨いていってほしい。 「カワイイ」が大きなアドバンテージになるアイドルではなくなるわけですから。 アンジュルムはかみこの澄んだ声を得て新たな魅力を生みましたが、田村芽実が抜けるとなるとドスの効いた歌声がほしい。中西香菜とはまた別の演歌ロックっぽいやつが。 田村芽実だって最初はアイドルアイドルした歌声だったのがあんな風になったので、今のメンバー(特に佐々木莉佳子あたり)がそうなる可能性もありますが、個人的には『出すぎた杭は打たれない』での佐々木莉佳子センターのVの字が見たいので1人増員して9人になるのを期待しています。 今の状態なら8人ともまだまだ成長するでしょうが…。 最後にスマイレージ・アンジュルムとの個人的な歩みを記したいと思います。 2010年、メジャーデビューの条件として、“1万人の笑顔の写真を集めてモザイクアートを完成させる「目指せデビュー! スマイレージ笑顔キャンペーン」”はテレビで見ていました。 2010年12月30日の「第52回日本レコード大賞最優秀新人賞」受賞もテレビで見ていました。 この頃は4人のメンバーのうち、福田花音さんだけが好きでしたね。 受賞曲『夢見る 15歳(フィフティーン)』も好きでしたけど。 年が明けて2011年1月の冬ハロコン「Hello!Project 2011 WINTER 〜歓迎新鮮まつり〜」)を高島幹雄さんと。 これが初めてのハロコンでした。 ガチャガチャで小川紗季さんのキーホルダーが当たって掟ポルシェさんにプレゼント。 3月に東日本大震災があり、9月に大阪に移転。 11月だったかな?モベキマスのイベントに行きました。 モーニング娘。からは田中れいなさん、スマイレージからは中西香菜さんだったと記憶しています。 年が明けて2012年5月の阪急西宮ガーデンズでのスマイレージ『ドットビキニ』が発売記念ミニライブがスマイレージの初現場でした。 この時、CD特設売場に行くと2011年6月のスカパー!スターデジオ「モーニング娘。“初夏の快進撃”スペシャル」公開録音後に飲んだレコード会社の方がいてビックリ!で、ご挨拶。 その次は8月の『好きよ、純情反抗期。』発売記念ミニライブの千里セルシー。 真夏の灼熱地獄の中、年頃の女の子が直射日光を浴びてみるみるうちに顔が真っ赤に。 脚も太陽の光で真っ赤になるし、お好み焼きが焼けるくらいの高熱になったステージに生ヒザをついて歌うメンバーに心を打たれました。 『好きよ、純情反抗期。』はメンバーそれぞれの声が活きた楽曲で、特に勝田里奈のかわいい歌声が良かった。がなれば歌が上手いといった風潮のハロプロとは別の正確でクリアな歌声に惹かれどんどんスマイレージの魅力にハマっていきました。(ブログには書いていませんが、ミニライブにはこれ以降もけっこう行っています) 翌月の9月23日に【スマイレージ ライブツアー2012秋 〜ちょいカワ番長〜】初日を大阪・御堂会館大ホールで見て、『私、ちょいとカワイイ裏番長』の福田花音と田村芽実のかっこよさに完全に虜に。 というのが、この長い長いブログの冒頭に書いていました。 ずっとずっとスマイレージ、アンジュルムを追いかけてきました。 これで、今年2月からの熊本ー大阪ー東京のめいロード完結です! この日の翌日、5月31日は同じ日本武道館で『モーニング娘。'16コンサートツアー春〜EMOTION IN MOTION〜鈴木香音卒業スペシャル』 昨年はアンジュルム武道館→モーニング娘。武道館→朝井リョウ『武道館』と行きましたが、今年のモーニング娘。はパス。 4年前の5月はモーニング娘。新垣里沙さんの卒業コンサートで日本武道館へ。 気づいてみればモーニング娘。からちょっと離れてしまった。 選択と集中。 広く浅くではなく、今求めるものを深く。 「浅い川も深く渡れ」 by 福田花音(元アンジュルム) これからの田村芽実とアンジュルムにご期待ください! 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