顔相鑑定士・顔研究家・顔面評論家:池袋絵意知 公式ブログ

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第2回 日本顔学会 関⻄支部研究会 「顔学会が関⻄にやってくる!」|『顔は何を表象するのか?-メディアとしての顔-』『顔・心・化粧』
顔関係のブログだけでもたくさん溜まってしまっているので、化粧文化、美人画の前にまずは顔学会から。

7月8日(土)は立命館大学朱雀キャンパスで
第2回 日本顔学会 関⻄支部研究会 「顔学会が関⻄にやってくる!」





1年前の2016年7月9日(土)が第1回日本顔学会関西支部準備委員会研究会

振り返ってっみるとまだ混乱していた時期ですね。

今年の「フォーラム顔学2017」は、9月9〜10日に関⻄学院大学にて開催ということでその決起集会的な会でもありました。

ざっとメモと感想をまとめます。

(赤が私の言葉です)

『顔は何を表象するのか?-メディアとしての顔-』
日本顔学会前会⻑
東京大学名誉教授・特任教授
原島博 先生

6月24日の第1回京都HC塾「いい顔、いい心、いいコミュニケーション」
に続いて京都での原島先生の講義。

顔は身分証明書
顔はメディア
顔は自分自身であり、プライドあるいはコンプレックスの源。

どうして人は顔を気にするのか?
→人にとって唯一裸の部分であり、その裸の部分を相手の一番見えやすい目の前に置いているから。

なのに、近ごろは顔を隠したコミュニケーションに。

「匿顔のコミュニケーション社会」

(大事な顔合わせで/会議、商談などで)大きなマスクをしていたら相手は信用してくれない。
顔を匿すことにより人格が変わる。ジキルがハイドになる。

匿顔そのものが快適になり、その世界を中心に生きるようになる。

顔を匿したほうが安心できる(マスクをして)
女性はメイクが間に合わない時にマスクをする。

「体人類=スキンシップコミュニケーション(動物的)」
「面人類=Face to Face 顔を合わせてコミュニケーション(表情、言語)」
「線人類=電話、メール、LINEでコミュニケーション」
「点人類=パソコン、スマホとだけコミュニケーション(他人とはコミュしない)」
※メディアの発達は人のコミュニケーションを妨害しているのかもしれない。

「点人類」の次にくるものは?と考えようと思っていたのですがまだ出てきません。

メディアは若者を変えている。
街でもメディア漬けにした(電車内でもスマホを見ている人がほとんどに)

線人類
ネット(線)につながっていないと不安でしょうがない。

顔を匿すことにより
気楽にコミュニケーションできる。

顔を匿すことにより
エネルギーが生まれる。勇気がでる。
権力に立ち向かったスーパーヒーローは顔を匿していた。
(月光仮面、鞍馬天狗)

仮面にはいろんな意味がある。

イスラムのベール(ヴェール/ヒジャブ)にも意味がある。
西洋の顔の見方だけでイスラムを理解しようとしてはいけない。

顔を隠す行為1つとってみても、いろんな文化があることを理解しなければなりません。
最近は何ごとにおいても西洋文化というかアメリカ基準で、アメリカ発の間違ったリベラルというか平等や自由を履き違えた思想が多いです。
男女がそれぞれの役割、男性女性は違って当たり前。
不自然な「男女平等」「男尊女卑」「(日本の)女尊男卑」など…
今の社会がおかしくなっているのは、アメリカ的価値観、アメリカ的思想が原因だと私は思っています。



2015年の公開シンポジウム「顔と身体表現に基づく異文化理解」で原島博先生(東京大学:コミュニケーション工学)と化粧文化研究者ネットワーク代表の北山晴一先生(立教大学:社会デザイン学)がコメント。→大きな研究プロジェクトに昇格(新学術領域研究『トランスカルチャー状況下における顔身体学の構築―多文化をつなぐ顔と身体表現』)

原島先生にとって顔学はどういう意味をもっていたのか?

マイナス
世の中では学者は「その道一筋」と思われる。(顔研究一筋だと)
新しい分野は業績がなかなか評価されない。

プラス
顔の研究から自らの専門分野の見方を変えた。
技術から人間コミュニケーションへ交際する研究者の範囲が広がった。
学術的な視点(ダ・ヴィンチ科学)
自分の専門分野を相対化できるようになった。関心分野が広がった。
自分も「顔」に対して自由になった。
「顔」で遊べるようになった。

原島先生は「評価」という言葉が嫌いですが、
原島先生をもってしても、自分の研究がなかなか評価されないのは辛いところなんだなぁと。


いろんな問題の原因は…
地域コミュニケーションがおかしくなった。
リアルな社会コミュニケーションをどう使っていくか?が課題。

この「地域コミュニケーションがおかしくなった」のも、アメリカの影響を受けて日本の元からあった文化が悪く作用してそれが増長した結果だと思います。
声かけ事案とかもう本当におかしなことになっていますから。
子供にコミュニケーションさせない教育をしているんだから、コミュニケーションできない人が育ち、ちゃんとしたコミュニケーションができない社会・国になるのは当然です。


原島先生のSNS上のアイコンが「歌舞伎メイクの写真」になったのは?
1994年に自分のホームページを作った時にとりあえず「歌舞伎の顔」を載せた。
メディアにおける原島の顔があれになった。

「顔」は大事ですからね。
メディアにおける池袋の顔は「2005年に撮影したプロフィール写真」のままですが、いつ変えようかといったところです。
女性の作家や実業家に多いのが、若い頃の写真すぎて別人感がありすぎ問題。
「顔」を変えるのは勇気のいることですが、自然な「顔」でメディアに出たいものです。



「顔」 カッコ付きの顔とは?
すべて「カッコ付き」の顔かも?
どれが本当の顔?
自分の顔は自己イメージ。人から見られている顔とは違うかもしれない。

いろんな表情に見える(能面は角度によって違って見える)
ハローキティは表情豊か。無表情に見えるけど、見る人の気持の投影により違ってみえる。

この「顔はインタラクティブ(見る側の見方、心によって見え方が違う)」というのは顔学のキーであり「顔」の大事な本質なのですが、最近は、すべて「それ」で解決してしまおうという動きがあるように思います。
人によって見え方が違うものが「顔」だけど、私たちは「顔」を素直に正しく見る心を養わなければなりません。



『顔・心・化粧』
日本顔学会理事
東北大学大学院 文学研究科教授
阿部恒之 先生

1970年代のイギリスで顔認識の研究が活発化した。
(NATOが出資して)
テロリストや、ロシアのスパイ(ソビエトかな)を空港で検知したかった。

顔の心理学的研究が進歩した。

卒論で顔研究をやったは阿部先生が初。

発信装置としての顔
・感情表出
・個体識別

受信装置としてのセンサーが集中
顔はレーダー兼スクリーン

視覚、聴覚、臭覚、味覚の独占

人間は図形の中から顔を見つけ出すのが好き(得意な動物)
自動車のフロントなども。

知覚対象としての特異性
検知→怒り優位性効果


認知記憶→笑顔優位性効果

「相貌的知覚」
おでこが広いと頭がいいとか見える

知覚対象としての特異性
認知、記憶、微差を意味に変換

心の座/人格の座

心の座はどこにあるか?
現代は、心は脳にある

機械化したくない身体の部位は顔
頭部だと目、次に口

なぜ、メーキャップで印象が変わるのか?
容貌上の着色、強調
大人顔 子供顔

拡散配置 集中配置
主に目と口の広さ、距離(目と目ではない)

直線的→敬遠
曲線的→親近

唇の山を高くすると子供っぽくなる。

「ときめき表情」の形態特徴
口角が上がっている
ほほが上がっている
目の下のふくらみ(涙袋)が大きい
鼻が膨らんでいる

この「ときめき表情」の形態特徴が、幸福(喜び)の表情と2つ共通していた(口角が上がっている、頬が隆起している)のが興味深かったです。

「目の下のふくらみ(涙袋)が大きい」というのは表情なのか?
もしそうだとしたら、表情変化として人間の視覚でわかるのか?
頬が上がることで、目の下のふくらみが大きくなる?
という疑問が残りました。

「鼻が膨らんでいる」は「興奮している」ので、面白い結果ですね。


『NOGIBINGO!4』(日本テレビ)「素の表情で顔相学」
で乃木坂46の能條愛未さんに「興奮してますね」とコメントしたのはこの表情からです。

そして、
フォーラム顔学 2017」大会長、岸野文郎先生(関⻄学院大学)から「フォーラム顔学 2017 のご案内』があり、原島先生が「日本バーチャルリアリティ学会」の2代目会長で、岸野先生が3代目会長というお話。

「日本顔学会 似顔絵ネットワーク企画行事」【東名阪似顔絵サミット】も紹介していただきました!



これで原島先生の講演は、
5月13日『改めていまという時代を考える−資本主義の見直し−』(東京)※ブログまだ
6月24日『いい顔、いい心、いいコミュニケーション』(京都)
7月02日『美女と美男のイメージ―それはどのようにして作られたのか』(東京)※ブログまだ
7月08日『顔は何を表象するのか?-メディアとしての顔-』(この日の京都)
とハイペースで受講。

原島先生オタクとして東へ西へ追っ掛けやっています!


『ふくろう流観相学 池袋絵意知オフィシャルサイト』(PCサイト)

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大切に読ませて頂きます。


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