![]() 2017.12.02 Saturday
京都・祇園四条の創業150年を超える老舗の鰻屋「かね正」感動の“きんし丼” 〜108分のストーリー〜
11月28日(火)は毎年恒例の「来年の顔を決める」清水寺へ!
当初は水or木で考えていたのですが、天気予報では崩れる可能性があったのでこの日に。 快晴で大正解でした! 清水寺の前に向かったのが、 祇園四条の創業150年を超える老舗の鰻屋 かね正! 今年の正月、1月3日に「もしかしたら?」と訪れるももちろん休み。 ![]() ![]() 2月26日(日)に行くと日曜日でお休み (東京の感覚で鰻屋は月曜定休だろうとちゃんとチェックせずでしたが、かね正は日曜日と木曜日が定休日でした)、 翌2月27日(月)に行くと今度は臨時休業。 ![]() 4度目の正直で食べることができました! 11時半開店のところ10時45分に着いたら一番乗りで行列の先頭に! ![]() ![]() 私の後ろにはまだ誰もいません ![]() 2番手にやって来たのは身長180cmでスタイルのいい若い韓国人女性(モデルさん?)。 見上げるとこの景色 ![]() 青空の広がるいい天気です。 大和大路通に並ぶ商店の間の小路を入ったところに店があり、見上げると川端通側にある店のエアコンの室外機が。 ![]() 京都といえば昔ながらの町並みですが、ちょっとだけ昔の風景もこうして見ることができます。 続いて近所の常連らしき日本人。 その後は中国人女性1人、中国人4人組が2組など。 11時5分には一巡目の14席分が埋まる。 11時30分ついに暖簾がかかる! ![]() 1番だから1番奥のカウンター席へ。 ![]() 一巡目の日本人は私以外男性3人だけでした。 鰻を焼き始めました。 ![]() この席からは焼いているところが磨りガラスで隠れて見えない。 ![]() 動画 ガラス越しに見える火とうちわで扇ぐ動きにどんどん期待が広がります。 鰻は火を散らしながらじっくりしっかり焼くのが美味しさの秘訣。 隠れているから気になる。 想像する。イメージする。 「顔隠しの文化」ならぬ「鰻隠しの文化」。 薄焼き卵を刻んで錦糸卵に ![]() 炊きあがったご飯をおひつに ![]() ご飯を鰻のたれと混ぜ合わせます ![]() 丼にご飯と鰻の蒲焼きを盛り、たっぷりの錦糸卵を乗せて「きんし丼」の完成! ![]() 手順の少ない、うな丼、まむし丼、きんし丼の順にお客さんの元へ運ばれていきました。 10時45分から並んで 11時30分に店内に入り 12時15分にようやく着丼! ![]() きんし丼も鰻が隠れているから味の想像が広がる、期待がふくらむ。 ここにも日本の文化の神髄を見ました。 ![]() ![]() 美味かった! ごまをまぶしたたれご飯と上品に香ばしく焼かれた鰻、そしてふんわり上品な錦糸玉子のハーモニー。 京都らしく、変に濃くない、とても品のあるお味。 ご飯だけでも美味しいし、鰻だけでも素材もたれも焼き具合も美味しいし(あれだけ手間ひまかけて焼くだけあります)、錦糸玉子も美味しいし、それらが合わさった味のトリプルハーモニーと申しましょうか、口の中で「ふわっ、うま、うまぁ」と美味さが3段階に変化するのです! 有名店は期待外れのケースが約半分だったりするのですが、期待を大きく上回る美味しさでした! お店の人も親切で気持ちいい。 二巡目の行列のみなさん ![]() 10時45分に店に到着して食べ終わって店を出るまで1時間48分。 108分の物語、感動の一大巨編でした!!! かね正さんと言えば、昭和天皇が好まれたお茶漬け鰻も有名なので次回はそれをいただこう。 同じ通りの北側にはお茶漬け鰻のお土産店として「かね庄」があるのでそれも買って自宅で食べよう。 そして、 京都の老舗は敷居が高いけど、いつか夜のおまかせコースをいただきたいです! 幸先の良いスタートから毎年恒例「来年の顔を決める」清水寺へ! 『ふくろう流観相学 池袋絵意知オフィシャルサイト』(PCサイト) 池袋絵意知 Facebook メールはこちら 大切に読ませて頂きます。 ![]() |